小樽築港機関区

小樽築港機関区

2019年12月11日水曜日

 初冬の 米坂線 1971.12.3

 このころは12月になると雪国では積雪があるので、真冬には豪雪となる米坂線に、雪中の 9600 を求めて米沢駅から始発の普通DCに乗り込みました。

 今泉駅で先行の貨物列車を追い越すので、まだ暗いのですが、窓を開けて撮影します。


この先羽前椿駅では、後着の上り客レを待つので、ホームの先端で到着を撮影しました。


 乗車を続け手ノ子駅で下車、羽前沼沢駅方向に歩き、上り貨物の通過を待ちます。


 交換で下り貨物が来ますが、こちらは上り勾配なので煙が期待できます。


 期待通りの白煙を上げながら、思いのほか早い速度で通過して行きました。


今度は上りの客レなので、手ノ子駅に戻り、発車するところを撮ることにしました。

 ところが雪ではなく、雨が降り始めてきました。


 雨に濡れながら、走り去る後ろ姿を見送ります。


 雨が少し収まって来たので、再び羽前沼沢駅方向に歩き、下り客車列車の通過を待ちます。


 真冬ならば白一色になるのでしょうが、まだら模様の中を軽快に登って来ました。


 これにて駅に戻り、帰途に着きます。

 朝と同様に、羽前椿駅で貨物列車との交換がありますが、ホームに降りずに先頭の車内から怠け撮りをしました。


 米沢駅に着きましたが、まだ時間が早いので、機関区を覗きに行きます。


 9600 はクラの中にいるだけで、外には見当たりません。

 そのうち下り貨物の発車時間になったので、適当に近くに場所を定めました。


 どうせ来るならば、もっと雪が積もる真冬にするべきだったと思いながら引き上げました。

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