長居した仙台からの撮影の最終日は、会津線の桑原駅に行きました。
今では大川ダムの底に沈み、消滅してしまいましたが、当時は谷底の駅で、上下方向いずれも急勾配の撮影適地でした。
先ずは駅の南側の鉄橋で、下り貨物からです。
毎度のことながら荷が少なく、そのためか、あるいは暑さのせいか、急勾配に挑むにしては大した煙ではありません。
次は上り貨物です。
こちらは猛然と加速してきました。
画面右側には、下り貨物を撮影した鉄橋が写り込んでいます。
上三依駅側はトンネルが控えているので、それまでに精一杯加速するのでしょう。
これで東京に向かうのですが、途中の会津田島駅で寄り道をします。
到着した下り貨物列車から、C11 を切り離します。
そしてターンテーブルで方向転換し、上り貨物に備えます。
もう既に陽が傾き始めていますが、当時の整備されていない道を、時間をかけて深夜に帰宅しました。
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